考え方

一切皆苦について

考え方

「リンパ浮腫と一切皆苦」というタイトルでブログをはじめました

緩和ケアに携わっている医療スタッフの中には、宗教観を持っているスタッフもちらほら見かけます

僕が宗教観を持ち始めた経緯に関しては追々話そうと思っています

そんな大したものではなく、仏教に興味があり、空海がただ単に好きです 笑

「一切皆苦」とは仏教用語で、「すべてのものはみんな苦である」という意味です

この「苦」とは、「苦しい」というよりは「不完全」や「うまくいかない」というニュアンスのほうが合っています

人生においてもそうなんですが、がん治療やリンパ浮腫は、なかなか思うようによくならないこともあります

そもそも「がんになる」こと自体思ってもないことですしね・・・

なので、「なかなかうまいことはいきませんが、いろいろ考えてやってます」という意味をこめて「一切皆苦」をタイトルに挙げてみました

僕自身なんども燃え尽きそうになったことがありますが、仏教のおかげでうまいことコントロールできています

宗教観を持て!という訳ではありません

自身の考えに振り回されそうになった時、すこしほんわかと考えられるようになれればと願っています

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